ABEMAのリアリティ番組『ウェディングウォーズ』を見て、あのひろむさんと南條みずほさんの空気感にグッときた人、多いんじゃないでしょうか。
カメラ越しでも感じ取れる不思議な絆。
今回はそんなふたりの出会いやプロフィールについて、まるで一緒に旅してきたかのような目線で紹介します。
「ウェディングウォーズ」ひろむ・みずほの出会いや馴れ初め
ふたりが初めて出会った場所は、タイの山奥にあるとあるキャンプ場だったそうです。
普通に暮らしていたら絶対交差しないような場所での邂逅。
まるで映画の導入部みたいな舞台設定ですよね。
でも実際には、暑さや虫やら過酷な環境もある中で、人との距離感がぐっと近づく瞬間ってあると思うんです。
最初の印象はまったく良いものではなかったみたいです。
ひろむさんは「特に印象もなく、興味も湧かなかった」と語っていて、正直すぎて笑ってしまいました。
みずほさんに至っては「えらそうでスカしてる変な日本人」とバッサリ。
ただ、あとでふたりがこの世に誕生したのが“数時間違い”だと知るあたり、ゾクッとするような因縁も感じます。
そんなにピンと来なかった相手なのに、気づいたら「魔法がかかったように惹かれていた」と語るひろむさん。
キャンプ場でのふとした目線、フェス会場で奇跡のように再会する偶然の連続。
数えきれない「偶然の必然」が積み重なって、交際、そして結婚へと進んでいったんです。
「ウェディングウォーズ」ひろむ・みずほのプロフィール
「ウェディングウォーズ」ひろむ・みずほのプロフィールを紹介します。
ひろむのプロフィール
松田大夢さん、通称ひろむさんのプロフィールを一言でまとめるのは至難の業です(笑)。
1995年6月25日生まれ、新潟県村上市出身。
高校は卒業3日前に中退し、その後東京へ。
が、待っていたのはホームレス生活。そのあとセブ島へ渡り、8年間も現地の海上村・バジャウ村で暮らしていたという経歴を持ちます。
正直「え、人生ゲームのイベントカード多すぎない?」って突っ込みたくなります。
でも、そこで40万円の投げ銭で結婚、さらに150万円でゲストハウス建設、そして台風で家が倒壊して帰国というジェットコースターな展開。
まるでノンフィクションの冒険譚です。
現在は“無職”とされていますが、本人いわく「社会事業家」でありYouTuberでもあります。
事業経験は多岐にわたり、留学エージェントやゲストハウス運営、イベント企画、講演までこなしていたそうです。
実際に動画を見ると、都市の生活から離れても“生き抜く力”がびしびし伝わってきます。
理屈じゃなくて、身体で納得させるタイプ。
その分、周りから理解されにくい瞬間もあるかもしれませんが、突き抜けてる人の魅力って、そこにあると思うんです。
みずほのプロフィール
みずほさんは1995年6月2日生まれ、東京都瑞穂町出身。
現在の実家は群馬県下仁田町にあるそうです。
この方もまた、普通の枠には収まらない人物。
なんと自宅出産で生まれ、幼稚園は年長から。
小学校でも給食ではなくお弁当持参。幼少期から「みんなと違う」ことを実感していたみたいです。
でもそれはコンプレックスではなく、アイデンティティに変わっていったのかもしれません。
高校時代には“プラんく丼”というバンドを組んでいたり、現在も南條ファミリーバンドの一員として活動中。
父親の南條倖司さんはプロのミュージシャンという家庭環境で、芸術に囲まれた生活が当たり前だったのでしょう。
本業は女優で、映画『雨ニモマケズ』や『MOON and GOLDFISH』などに出演。
演技と音楽の両輪で自己表現を続けています。
さらに趣味は編み物で、インスタグラムには手編み作品を投稿していて、その色づかいや形に、ただものじゃない感性が滲み出てます。
何が“普通”かって、考えさせられる存在。
誰かと比べて変わってるとか浮いてるとか、そんな言葉じゃ測れない「自分らしさ」を見せつけてくれる人だなあと感じます。
「ウェディングウォーズ」ひろむ・みずほの魅力
それぞれがめちゃくちゃ濃い人生を歩んできたひろむさんとみずほさん。
バックグラウンドも価値観もバラバラ。
にもかかわらず、なぜこんなにも自然に寄り添っているように見えるのでしょう。
きっと、ふたりの根っこの部分に共通する“生きる熱”みたいなものがあるからだと思います。
好きなことだけして生きる力。
ルールからはみ出しても、そのぶん人生に色を足していける柔軟性。
誰にも理解されないかもしれないけれど、それでも信じる道を進む胆力。
番組を通じて伝わってくるのは、互いを変えようとしない関係性です。
違いを咎めるのではなく、面白がる。
そんな関係、正直憧れます。
まとめ
『ウェディングウォーズ』で脚光を浴びたふたりの生き方は、ただの恋愛リアリティを超えて、何かもっと根源的な問いを私たちに投げかけているように思えます。
「人はどうやって惹かれ合うのか?」
「違う人生を歩んできた人と、どう共に歩んでいけるのか?」
そして、「自分らしい愛のかたちは、どこにあるのか?」
SNSを見ても、検索すれば情報がすぐ出てくる時代。
だけど、出会いと人生の味わいは、ググっても出てこない。
目の前の人との時間を、ちゃんと自分の肌で感じること。
そんな当たり前のことを、ふたりが体現している気がします。
ウェディングドレスや指輪じゃなくて、「こんな愛のかたちがあるんだ」って、見る人に思わせてくれる。
そんなふたりの物語、これからもそっと追いかけてみたくなりました。
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