時給を上げたいのに言えない。
言う前から胃が痛い。
店長の顔が浮かぶ。
派遣会社の担当者の返信が怖い。
こういう状態になると、時給交渉は内容の勝負ではなく、言い出すまでの体の問題になります。
この記事は「時給交渉 言い方」で検索した人が、明日いきなり言えるようにするための文章です。
きれいな理屈より、口から出る言葉と、言った後に揉めない流れを置きます。
最後に、時給交渉どころではなくなった時に「退職代行」をどう考えるかも、紹介します。
それでは最後までお読みください(^▽^)/
時給交渉の前に整えるもの

言い方を作る前に、準備が崩れていると交渉が長引きます。
ここを整えるだけで言葉が短くなります。
何を上げてほしいかを一つに絞る
時給交渉で詰まる人は「時給も上げてほしいし、シフトも安定させてほしいし、仕事量も減らしてほしい」と全部を背負っています。
全部を背負うと会話が広がり、返事が曖昧になり、結局また先延ばしになります。
一つに絞ります。時給だけを話します。
シフトの不満は別の日に回します。
仕事量の愚痴も別にします。
交渉の場で言うのは一つだけ。
これで心が軽くなります。
数字は一つだけ出す
数字が三つ出ると、相手は逃げ道を作れます。
だから数字は一つにします。
「時給を今より100円上げてほしい」なら、それだけで十分です。
150円も200円も頭に浮かんでも、言うのは一つ。
現場は交渉の舞台ではなく、生活の場所です。
生活の場所で勝てる数字は、シンプルな数字です。
話す場所とタイミングを決めておく
「今いいですか」と言ってしまうと、今忙しいで終わります。
終わった瞬間に心が折れます。
だから先に枠を作ります。
店長に言うなら「今日の締め作業が終わったあと、3分だけ話したいです」と先に置きます。
派遣会社の担当者に言うなら「本日19時から19時30分の間に電話できます」と時間を決めてメッセージで送ります。
時間を決めると、逃げる回数が減ります。
時給交渉の会話が崩れる瞬間



時給交渉が失敗する場面はだいたい同じです。
そこを避ける言い方に変えるだけで勝手に整います。
最初の一言で相談にしてしまう
「ちょっと相談があるんですけど」と入ると、相談として処理されます。
相談は保留にできます。
保留にできる話は、相手が先延ばしにします。
最初は決定の形に寄せます。
柔らかくしてもいいので、芯は固定します。
「来月から時給の見直しをお願いしたいです」
この一文で会話の向きが変わります。
ここから理由を足します。
理由の形も固定します。
長く語らない方が通ります。
「同じ内容を任される期間が伸びたので、評価の確認をしたいです」
このくらいで止めます。
説明を盛るほど、相手はアラを探してしまいます。
感情を先に出してしまう
「生活が厳しいです」「もう限界です」から入ると、慰め話になります。
慰め話は時給の話ではありません。
時給は条件の話です。
条件の話にする言い方に変えます。
「新人教育も任されているので、時給の再確認をお願いしたいです」
条件から入って、感情はあと回します。
あとに回すと、声が震えにくくなります。
相手が出す定番の返しで心が折れる
店長や担当者はよく言います。
「今は厳しい」「様子見よう」「みんな同じ」「本部が決める」。
ここで黙ると終わってしまいます。
黙らないために、返す言葉を先に用意します。
文章は短くします。
短い方が強いです。
「様子見の期間はいつまでですか。次の確認日を決めたいです」
「本部が決めるなら、申請だけでもお願いしたいです」
この返しで大事なのは、相手を責めずに、次に返事をもらう日を決めることです。
日を決めると、話が止まりません。
日を決めないと「また今度」で終わって、次に言うのがしんどくなります。
断られた時に引くか噛みつくかの二択になる
断られて引くと、次は言えなくなります。
断られて噛みつくと、現場が壊れます。二択にしない言い方を用意します。
「分かりました。時給が難しいなら、教育担当の手当は確認できますか」
ここは少しズルいです。
でも現場で生き残るズルさです。
時給が無理なら、任される仕事の範囲を決めます。
それも通らないなら、その職場を続けるのは厳しいので、辞める準備に切り替えます。
時給交渉が無理だった後の進め方
時給交渉は、できる人だけがやるものではありません。
できない日が来る方が普通です。
体が先に壊れそうな時、話し合いを続けるほど悪化します。
派遣の時給交渉は
派遣の時給交渉で間違えやすいのは、派遣先の現場責任者に直接言ってしまうことです。
派遣先は決める権限が弱いことが多く、空気だけが悪くなります。
派遣会社の担当者が曖昧な返事をしたら、返事の期限をその場で決めます。
「今週中に確認したいです。返事はいつ出ますか」
期限が決まると話が進みます。
期限が決まらないと先延ばしになります。
時給交渉の途中で「辞めたい」が本音に変わる瞬間
時給の話をしているのに、心の奥は「辞めたい」になっていることがあります。
会話の途中で気づくってやつです。
「店長の態度が変わらないなら無理」
「職場の空気が毎日きつい」
この状態になったら、時給交渉を続けるより、終わらせ方を考えた方が早いです。
時給で解決しない問題を、時給の話で粘ると泥沼になります。
辞める話を出す時は、理由を盛らずに固定します。
長い説明は要りません。
「体調の維持が難しいので、終了の手続きを進めたいです」
ここでも期限が重要です。
いつまで勤務できるかを決めると、話が短くなります。
時給交渉が言い出せない状態が続くなら退職代行
退職代行は万能ではありません。
でも「言えない」が原因で止まっているなら、意味があります。
退職代行を使うと、退職代行が会社へ退職の意思を伝えます。
自分は電話をしなくて済みます。引き止めの会話もしなくて済みます。
手続きだけが進みます。これが現実です。
「辞めます」と言うだけのはずなのに、現場だと言えなくなります。
怒鳴られる想像が浮かぶ。説教される想像が浮かぶ。
シフトを埋めろと言われる想像が浮かぶ。
こういう想像が浮かぶと、電話の発信ボタンの上で親指が固まります。
親指が固まって、画面を閉じます。
それが続くと、寝つけなくなります。
夜中に目が覚めます。
朝は腹が重くなります。
出社前にトイレが近くなります。(笑)
時給交渉が怖い人は、退職の話はもっと怖いです。
だから最初から逃げ道を知っておく方がいいです。
逃げ道があると、交渉の場でも息ができます。
交渉が通ればそれでいい。通らなくても次がある。
そう思えるだけで、言い方が変わります。
まとめ
時給交渉は、長い説明より一言目で決まります。
まず時給の話だけに絞って、上げてほしい金額も一つに決めます。
話すタイミングも先に作って、締め作業のあと3分だけ、みたいに枠を置くと口が動きます。
店長や派遣会社に言う時は、相談っぽく始めると保留にされます。
時給の見直しをお願いしたい、と最初に言ってから、業務が増えた、継続がきつい、の一言だけ添えます。
断られた時は、次に返事をもらう期限を決めます。
今週中に返事がほしい、と言えると話が止まりません。
派遣の時給交渉は、派遣先に直接ぶつけると気まずくなりやすいので、派遣会社に寄せた方が進みます。
それでも話が流される、仕事だけ増える、毎日しんどいが続くなら、時給で解決しない状態です。
辞める連絡が怖くて指が止まるなら、退職代行みたいに自分が会社へ連絡しなくて済む手段を頭に置いて、自分の生活を先に守ってください。











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